THEキラキラ8犬伝、制作の流れ(その5)
2009年9月8日
木村に発注していたCGイラストの一つ目が完成
映像中で使用するCGイラストは、各惑星やキラーQといった架空のものに具体的イメージを与える大事なもの。(ホームページのキラキラ座のコーナーでも使われている)
全部で6シーン分も頼んでしまったが、10月25日に全て出揃う。
2009年9月9日
裏幕に関してはあまり稽古を沢山はこなさなかったが、この日は久々に稽古。
実は、裏幕ということもあり、一時は本編とは毛色の違うラーメンズ的笑いも入れようとしていたのだが(シンベエにギリジン的アクションを要求したり・・・)、最終的にはそれまでの役作りを守り、あくまでナチュラル、けれども動きは大きくという感じを目指す事に・・・なったのかしら?
まぁ、役者間の意思疎通で、何とかなるとは思っていたのだけど。
フランチェスコが稽古に初参加し、キラ座の貯蓄も受け取る。
ダンボールのギミックが意外に方向に転がり、ドウセツにも意外な一面を覗かせる追加場面が出来た。
2009年9月13日
講堂での稽古
舞台セット案がハッキリ固まらない中、高さを出すために、舞台袖の階段を舞台上に上げるアイデアを思いついたのはこの時である。(本当はよろしくないのだろうが・・・)
プロローグ中のセリフもこの日に収録されたが、
ここでまたまた、声のゲスト出演
川島企画のアシスタントとして来ていた上田社長
#33の神様役を好演した彼に、最初は司令部の上官役を振ったのだが、彼のキャラクター上、あまり似合わなかったため、その場でもう一人の隊員を追加設定。
用意した台詞は「追え~!(オエ~!)追うんだ~!」
・・・またまた、身内にしか分からない遊びをやってしまった
(ちなみに、司令部の上官役は、この日川島が吹き込んだ)
この日、川島の手によって、ボックスにパソコン用のディスプレイが運び込まれるが、これは8月中旬に小柳のノーパソのディスプレイがイカレてしまい、音楽編集作業が不可能になってしまったためである。この日以来、小柳はボックスに籠り切りに(とも言ってられなかったが)なるのである。(現在のところ、ディスプレイとノーパソはボックスに置かれたまま。はてさて、どうしたものか・・・)
2009年9月14日
この支援事業に応募した際、企画書に明記した事がある。
それは、「舞台セットの基礎組みに必要な、平台と箱馬を揃え、本格的舞台セットを組む」という事
以前、平台と箱馬を安価で取り扱っている業者を見た覚えがあり、今回それを当てにしたのだが、どこを探しても見つからないので、とりあえず別の業者に頼んで、見積もりを出してもらう事に・・・
すると・・・
平台一つ46400円・・・
ハイ、無理~!!
確保していた予算枠では平台2つなんてとても無理
もう、完成品を購入するのは早々に諦め、平台2つはコンパネと材木で自作、箱馬は#27・28の際に作った13個の台で代用する方向に転換。
早速、他のセット用の分も込みで材料を注文したところ、なんと36860円で納まってしまう。
2009年9月15日
衣装担当2人を連れて、柏木町へお買いもの
キラ座貯蓄12万(#27・28・29で得た収入が未だ残っていた)を持った我々に怖いものなど無い
遂にキラキラ座専用ミシン(命名:レイコ)を購入する
2009年9月18日
・・・か、どうかは実ははっきり覚えていないのだが、この時期から届いた材木を使い、平台の製作を始める。
ノミもノコギリもほとんど使った事のない連中に、まずは使い方の手ほどきから始め、ちゃんとした図面も引かぬまま、片っ端から材料を切りださせる。
後の事を考えれば、ちゃんと図面を書いて残した方が良かったのだろうが、舞台セットの構想も確定では無かったため、臨機応変に進めていた。
注文したインパクトドライバーが届くと、階段部分と平台を繋ぐ台形の台を製作開始。共に10月3日のリハに間に合わせる。(コブンゴ部屋のパネルは骨組みのみ)
日に日に道具を上手く使いこなしていく、現役生の頼もしい事・・・(時には、えらい失敗もあったけどね)
一方、衣装チームは出来るところからという事で、ソウスケの上着から着手していた。
2009年9月19日
EDに使用するための、公演記録の写真をOBから集め始める
最終的に30枚のスチールが使われる事になるが、実は裏公演のものが3枚、CDドラマの時のものが1枚含まれている
2009年9月20日
一時帰還したシノを加えての講堂稽古
もう、とにかくシノを集中攻撃
あまりに長時間やりすぎて、少し煮詰まり気味の中、裏幕の稽古
互いにラーメンズネタを誘発させてしまい、まともにできず・・・
(この頃は、裏幕もまだ過度に笑いを取ろうとしていた時期だった)
2009年9月21日
講堂での稽古・・・の筈
残念ながら、特に何をやったか具体的に覚えていない
だが、この辺になると、「メビウス・ストライク」の振りも徐々に決まり始め、
犬士たちの芝居に照れが減ってきたように思う。
2009年9月22日
川島、町田と共にコーナンでお買いもの
主に犬士の武器関係(十手・仕込み笛・錫杖・底抜けのバケツetc)の材料を購入する
2009年9月23日
悪役達の稽古日
ちなみに、アスビーヌの毛のサンプル採取を台本上でのカミソリからガムテープに変更したのは、前期の稽古において、ダイカク役の裕が出したアイデアを採用したものである。
そう、基本、面白ければ、即採用なのだ。
発砲スチロールの梱包材で、バキュームクリーナーの土台を作り始めたのはこの日。
2009年9月24日
この時期になると、活動日はほぼ毎日に・・・
上川、ケノの正体ばらしのシーンで用いる、巨大段ボールを手に入れてくる
2009年9月25日
塗装に使うネオカラーを注文
平台の外枠が2つ分完成を見る
また、あらかた完成した仕込み笛に続き、ゲンパチの十手の製作にもかかる
2009年9月26日
講堂での稽古
平台が一応完成し(後に補強が加わるが)、箱馬との仮設置も徐々に始める
チュウネンに繰り出すビッグバン・スプラッシュを平台から飛び降りて行うというのは、この時、内藤が出したアイデア。(ちなみに、この日の稽古に間に合うよう、内藤が注文したトナカイの着ぐるみは、業者のミスで埼玉県の内藤さんの元へ配送されてしまい、この日はトナカイのお披露目とはならなかった)
この時期から、巨大段ボールによるケノの登場を如何に華々しくするか検討する事に
庄、男どもの勝手な要望を受けて、いくつもパターンを試す
(その努力の成果に、本番、チュウネンも思わず(?)「ヤッター!」である)
2009年9月27日
添谷先輩が完成した3つの衣装(シノ・ダイカク・シンベエ)を届けて下さり、ダイカクは早速試着
また、フセ姫に使用する巫女服(アートメイクめにょ提供)の試着もこの日に行われ、ヒレを付けてコーディネイトする方向性で固まる
シャレコウベの声の演技についても、少し詰める
2009年9月28日
添谷先輩作の衣装に触発される形で、現役衣装チームもアクセル全開(フルスロットルのまま、本番へ…)
先輩のアドバイスに従い、早速、服の型紙が掲載された本を購入
2009年9月30日
この日の午前、現役チームは富雄南公民館で12月に上演する人形劇の打ち合わせ
買い出しに行った先でアヌビスキラアク用のウイッグを発見し、購入する
午後からの稽古で清水が合流、この時に「キラキラ・メビウス・ストライク」の段取りを確認してもらい、クライマックスのBGMを発注する
2009年10月2日
ネオカラーが届いたのが残念ながらこの日で、塗装は通しリハ明けにせざるをえなくなる
この日の晩には、翌日に備え、スタッフとの打ち合わせも行われる
そして、通しリハを前にして、キラアク兵士の出番追加!
セリフの大筋を幸恵氏に送ったのは、なんとこの日の晩だった
2009年10月3日
通しリハーサル
フセ姫を除く全キャストが集結(ただし、この次のキャストの勢揃いは、前日仕込みまでお預け)
天気予報では雨だったのに、見事な快晴の中、準備は進む
(今回の取り組み、天気に関しては本当に恵まれている)
だが、この段階で進行表が出来ておらず、物品の移動担当の割り振りも出来ていなかったため、打ち合わせだけでだいぶ時間を食ってしまう。
また、この日はSEが全て完成しておらず、かろうじてBGMが揃っている状態
スタッフも田屋と今井の2人しかいなかったため、やむなく田屋には照明を担当してもらっている
全く手が入れられず、訳の分からない個所を照らしていた講堂の照明は、リハの合間に座長の手で調整が行われている。
タイムアウトのために途中で抜ける役者が数人出た中で、無理やりではあったが最後まで通し、各自が全体の流れを掴むという目的に関しては一応達成される。
ちなみに、この日の晩はロングスパンの一つの中間点という事もあり、中打ち上げを実施、大いに盛り上がったのは言うまでもない
さて、残り一か月・・・
もう、ここから本番まで、ずっとクライマックスである!
木村に発注していたCGイラストの一つ目が完成
映像中で使用するCGイラストは、各惑星やキラーQといった架空のものに具体的イメージを与える大事なもの。(ホームページのキラキラ座のコーナーでも使われている)
全部で6シーン分も頼んでしまったが、10月25日に全て出揃う。
2009年9月9日
裏幕に関してはあまり稽古を沢山はこなさなかったが、この日は久々に稽古。
実は、裏幕ということもあり、一時は本編とは毛色の違うラーメンズ的笑いも入れようとしていたのだが(シンベエにギリジン的アクションを要求したり・・・)、最終的にはそれまでの役作りを守り、あくまでナチュラル、けれども動きは大きくという感じを目指す事に・・・なったのかしら?
まぁ、役者間の意思疎通で、何とかなるとは思っていたのだけど。
フランチェスコが稽古に初参加し、キラ座の貯蓄も受け取る。
ダンボールのギミックが意外に方向に転がり、ドウセツにも意外な一面を覗かせる追加場面が出来た。
2009年9月13日
講堂での稽古
舞台セット案がハッキリ固まらない中、高さを出すために、舞台袖の階段を舞台上に上げるアイデアを思いついたのはこの時である。(本当はよろしくないのだろうが・・・)
プロローグ中のセリフもこの日に収録されたが、
ここでまたまた、声のゲスト出演
川島企画のアシスタントとして来ていた上田社長
#33の神様役を好演した彼に、最初は司令部の上官役を振ったのだが、彼のキャラクター上、あまり似合わなかったため、その場でもう一人の隊員を追加設定。
用意した台詞は「追え~!(オエ~!)追うんだ~!」
・・・またまた、身内にしか分からない遊びをやってしまった
(ちなみに、司令部の上官役は、この日川島が吹き込んだ)
この日、川島の手によって、ボックスにパソコン用のディスプレイが運び込まれるが、これは8月中旬に小柳のノーパソのディスプレイがイカレてしまい、音楽編集作業が不可能になってしまったためである。この日以来、小柳はボックスに籠り切りに(とも言ってられなかったが)なるのである。(現在のところ、ディスプレイとノーパソはボックスに置かれたまま。はてさて、どうしたものか・・・)
2009年9月14日
この支援事業に応募した際、企画書に明記した事がある。
それは、「舞台セットの基礎組みに必要な、平台と箱馬を揃え、本格的舞台セットを組む」という事
以前、平台と箱馬を安価で取り扱っている業者を見た覚えがあり、今回それを当てにしたのだが、どこを探しても見つからないので、とりあえず別の業者に頼んで、見積もりを出してもらう事に・・・
すると・・・
平台一つ46400円・・・
ハイ、無理~!!
確保していた予算枠では平台2つなんてとても無理
もう、完成品を購入するのは早々に諦め、平台2つはコンパネと材木で自作、箱馬は#27・28の際に作った13個の台で代用する方向に転換。
早速、他のセット用の分も込みで材料を注文したところ、なんと36860円で納まってしまう。
2009年9月15日
衣装担当2人を連れて、柏木町へお買いもの
キラ座貯蓄12万(#27・28・29で得た収入が未だ残っていた)を持った我々に怖いものなど無い
遂にキラキラ座専用ミシン(命名:レイコ)を購入する
2009年9月18日
・・・か、どうかは実ははっきり覚えていないのだが、この時期から届いた材木を使い、平台の製作を始める。
ノミもノコギリもほとんど使った事のない連中に、まずは使い方の手ほどきから始め、ちゃんとした図面も引かぬまま、片っ端から材料を切りださせる。
後の事を考えれば、ちゃんと図面を書いて残した方が良かったのだろうが、舞台セットの構想も確定では無かったため、臨機応変に進めていた。
注文したインパクトドライバーが届くと、階段部分と平台を繋ぐ台形の台を製作開始。共に10月3日のリハに間に合わせる。(コブンゴ部屋のパネルは骨組みのみ)
日に日に道具を上手く使いこなしていく、現役生の頼もしい事・・・(時には、えらい失敗もあったけどね)
一方、衣装チームは出来るところからという事で、ソウスケの上着から着手していた。
2009年9月19日
EDに使用するための、公演記録の写真をOBから集め始める
最終的に30枚のスチールが使われる事になるが、実は裏公演のものが3枚、CDドラマの時のものが1枚含まれている
2009年9月20日
一時帰還したシノを加えての講堂稽古
もう、とにかくシノを集中攻撃
あまりに長時間やりすぎて、少し煮詰まり気味の中、裏幕の稽古
互いにラーメンズネタを誘発させてしまい、まともにできず・・・
(この頃は、裏幕もまだ過度に笑いを取ろうとしていた時期だった)
2009年9月21日
講堂での稽古・・・の筈
残念ながら、特に何をやったか具体的に覚えていない
だが、この辺になると、「メビウス・ストライク」の振りも徐々に決まり始め、
犬士たちの芝居に照れが減ってきたように思う。
2009年9月22日
川島、町田と共にコーナンでお買いもの
主に犬士の武器関係(十手・仕込み笛・錫杖・底抜けのバケツetc)の材料を購入する
2009年9月23日
悪役達の稽古日
ちなみに、アスビーヌの毛のサンプル採取を台本上でのカミソリからガムテープに変更したのは、前期の稽古において、ダイカク役の裕が出したアイデアを採用したものである。
そう、基本、面白ければ、即採用なのだ。
発砲スチロールの梱包材で、バキュームクリーナーの土台を作り始めたのはこの日。
2009年9月24日
この時期になると、活動日はほぼ毎日に・・・
上川、ケノの正体ばらしのシーンで用いる、巨大段ボールを手に入れてくる
2009年9月25日
塗装に使うネオカラーを注文
平台の外枠が2つ分完成を見る
また、あらかた完成した仕込み笛に続き、ゲンパチの十手の製作にもかかる
2009年9月26日
講堂での稽古
平台が一応完成し(後に補強が加わるが)、箱馬との仮設置も徐々に始める
チュウネンに繰り出すビッグバン・スプラッシュを平台から飛び降りて行うというのは、この時、内藤が出したアイデア。(ちなみに、この日の稽古に間に合うよう、内藤が注文したトナカイの着ぐるみは、業者のミスで埼玉県の内藤さんの元へ配送されてしまい、この日はトナカイのお披露目とはならなかった)
この時期から、巨大段ボールによるケノの登場を如何に華々しくするか検討する事に
庄、男どもの勝手な要望を受けて、いくつもパターンを試す
(その努力の成果に、本番、チュウネンも思わず(?)「ヤッター!」である)
2009年9月27日
添谷先輩が完成した3つの衣装(シノ・ダイカク・シンベエ)を届けて下さり、ダイカクは早速試着
また、フセ姫に使用する巫女服(アートメイクめにょ提供)の試着もこの日に行われ、ヒレを付けてコーディネイトする方向性で固まる
シャレコウベの声の演技についても、少し詰める
2009年9月28日
添谷先輩作の衣装に触発される形で、現役衣装チームもアクセル全開(フルスロットルのまま、本番へ…)
先輩のアドバイスに従い、早速、服の型紙が掲載された本を購入
2009年9月30日
この日の午前、現役チームは富雄南公民館で12月に上演する人形劇の打ち合わせ
買い出しに行った先でアヌビスキラアク用のウイッグを発見し、購入する
午後からの稽古で清水が合流、この時に「キラキラ・メビウス・ストライク」の段取りを確認してもらい、クライマックスのBGMを発注する
2009年10月2日
ネオカラーが届いたのが残念ながらこの日で、塗装は通しリハ明けにせざるをえなくなる
この日の晩には、翌日に備え、スタッフとの打ち合わせも行われる
そして、通しリハを前にして、キラアク兵士の出番追加!
セリフの大筋を幸恵氏に送ったのは、なんとこの日の晩だった
2009年10月3日
通しリハーサル
フセ姫を除く全キャストが集結(ただし、この次のキャストの勢揃いは、前日仕込みまでお預け)
天気予報では雨だったのに、見事な快晴の中、準備は進む
(今回の取り組み、天気に関しては本当に恵まれている)
だが、この段階で進行表が出来ておらず、物品の移動担当の割り振りも出来ていなかったため、打ち合わせだけでだいぶ時間を食ってしまう。
また、この日はSEが全て完成しておらず、かろうじてBGMが揃っている状態
スタッフも田屋と今井の2人しかいなかったため、やむなく田屋には照明を担当してもらっている
全く手が入れられず、訳の分からない個所を照らしていた講堂の照明は、リハの合間に座長の手で調整が行われている。
タイムアウトのために途中で抜ける役者が数人出た中で、無理やりではあったが最後まで通し、各自が全体の流れを掴むという目的に関しては一応達成される。
ちなみに、この日の晩はロングスパンの一つの中間点という事もあり、中打ち上げを実施、大いに盛り上がったのは言うまでもない
さて、残り一か月・・・
もう、ここから本番まで、ずっとクライマックスである!
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