スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

次の15年に繋げ!

「8犬伝」から1ヶ月以上経過し、気づけば#41が終わっていた。
劇団キラキラ座の15周年「2009年」も、終わりが近づいている。

キラキラ座は現役たちの力で、とうに次のステップへ走り出している訳だが、

「8犬伝」の録画を観て見つかった、色々な反省点をまとめる機会をすっかり逃してしまった・・・



しかし、時期外れとはいえ、放りっぱなしは良くない。

#40で良かった点が何かといえば、やれるだけの事をとにかくやったという事

殺陣、衣装、大道具、小道具、パンフ、音響、映像・・・

これらの経験を、良い形で次に繋げてもらうためにも、やはり書くべきことは書いておかねばならないだろう。




大きな反省点を3つに絞って、以下に列挙していこうと思う。




「衣装・小道具・大道具は1ヶ月前倒しで」

今となっては、後の祭りなのだけれど、物品を揃えるのが、やはり遅かった。
製作のスピードが遅かったわけでは決してない。
衣装など、初挑戦にも拘らず、あそこまでよくやったと思う。
だが、立ち上がりが遅かったのだ。
物品作成が少なくとも、あと1ヶ月早くスタートしていれば、10月3日のリハにあらかた間に合った。
そして、10月の間、もう少し稽古に時間を割くことができたのだ。

支援事業に応募するのが、当初からの予定では無かったとはいえ、遅くとも、衣裳デザインが出来上がった7月には物品の注文を始められた筈だ。
舞台セットは9月上旬に案が固まったので、止むを得ないとしても、小道具に関しては、もう少し早い段階から始められた筈だし(犬士の珠に使ったクリスマス用の飾りのように、シーズンになるまで物が店頭に並ばない例もあったが・・・)、そうすれば、私が他の芝居で不在だった期間を持て余す事も無かった筈(って、さっきから、筈ばっかだな・・・)


物品の揃いがギリギリだったことの何が問題か・・・

役者が衣装や道具を「使いこなす」段階までいけないのだ

「使いこなす」とは、
稽古で繰り返し使う中で、問題点を洗いざらい確認し、それを改善して完璧にする作業

この工程を経ていれば、

「珠を袋からすぐに取り出せない」「アヌビスブレスターが外れる」「村雨丸が折れる」・・・

などといった諸々のアクシデントを未然に防げたかもしれない。



何にせよ、行動に起こすのはもっと早く!


ここに記録された、制作の流れは基本的には後手後手に回っているのだ。

1ヶ月予定前倒し・・・

「早い段階で、士気をどう高めるか」など、新たな課題も発生してくるが、
これによって、芝居の完成度はかなり変わってくる。








「熱いハートでクールに演じろ!」

自分が「8犬伝」のビデオを見て、一番凹んでしまったのは、
「飛んでしまったセリフの多さ」そして「動きのキレの無さ」である。
いかにカッコいいものを創るかが、今回の個人的な目標だったから。
だが、アクションどうこう抜きにしても、芝居にメリハリは不可欠である。

役者各自がエネルギッシュに演じているのは良い。
だが、そのエネルギーに振り回され、芝居がかなり勢い任せになりすぎている節があった。

全力で動いているために、ブレーキを利かすべきところで、利いていない。
動きに粗がたくさんできてしまうのである。
勿論、セリフの聞き取りやすさも同様だ。

(全編通じて引きの固定カメラによる映像からは、舞台における生のエネルギーまで十分に感じ取ることができないため、その粗が余計に際立って見えるのだ・・・。稽古の際に、ビデオを持ち込んで撮影し、自分の動きを確かめてみると良い。自分の動きを客観的にとらえる一助になる)

気持ちを高めてぶつけていくことは良い事。
だが、重要なポイントを大きく際立たせるためには、その前の動きをあえて小さく抑えなければならない時もある。
(意図的に落差を作り出すことで、伝わり方はだいぶ変わる。煌亜空間の狭さの表現の際、座長にも教わった筈だ)

本番の舞台、お客さんの前だからといって、上がったテンションに流されてはいけない。
決して、役としての気持ちを下げることなく、一方で冷静に「見せ方」をコントロールする・・・
それが、芝居にメリハリをつけるという事だ。

稽古でできていた事が、本番になって悪くなっていたなんてのがいくつかあったが、十中八九、その冷静さを欠いたせいだと思う。

「熱いハートでクールに演技!!」

これからは、これを目標にしよう。

(逆に、「劇中でいきなり素に戻ってしまっている」というのもあったが、これなんかは論外。素に戻る=作品世界を途切れさせる。途切れるのは役者の中だけの話ではない。観てるお客さんの中でも途切れるのを忘れないように・・・!)







「大学祭は決してベストなタイミングではない?」

旗揚げが学祭公演だったことや、集客の事などを考慮して、大学祭期間中の日曜日を公演日にあてたわけだが、今となっては、これもデメリットの方が多かった気がする。

まず、本番直前の現役生の戦力の分散だ。

学生たるもの、二束の草鞋を履いているのは珍しくない。
そうでなくても、文化会や交通整理等のシフトで、サークルのメンバーは駆り出されてしまう。
中には、他企画とのバッティングで前日リハに参加できない者までいた。
学祭中特有の慌ただしさ故に、コンディションをベストに持っていけなかった者もいるだろうし、
公演一本に集中できず、それが芝居にも反映されてしまうとしたら、そのリスクはかなり高い。


大学祭での公演のメリットが何かといえば、「大学祭の宣伝活動に便乗できる事」「大学祭の観客が流れてくる事」の2点(大実から出る援助金は、懸賞企画をオミットすればいいだけの話なので、今回に関してはあまり問題ではない)

・・・だったのだが、大学祭のHPを見たところ、キラ座どころか、タイムテーブルも目玉企画の紹介も一切載っていなかった。(「おたくの大学祭、何をやってるんだ」と書き込みしようと思ったら、BBSすら無かった・・・。ここまで酷いケースは今年が初めてだろうけど)

学祭のメインポスターにもキラ座の公演は紹介されていない訳で(例年、サークルの企画は殆ど載る事がない)、大学祭に乗っかって宣伝の範囲が広がったとはとても思えない。(横看板も大学に許可さえ取れば、キラ座単独で出せた筈だし、今となっては素材のベニヤもある)

しかも、確保できた時間帯の都合で、開演時刻は10時30分。同時間帯に子フェスや展示ぐらいしかやっていない状況で、観客が別の企画から流れてくるのは殆ど望めない。

結局のところ、お客さんは初めから「キラ座の公演を見に来る」という意思のある人たちが大半だったのではなかろうか。


・・・と、なると、ますます大学祭に公演を被せる必然性が無いように思えてくる。
大規模な公演を行う場合、あえて、大学祭のタイミングを外すという選択肢も生まれてくるのである。


本音を言えば、「キラキラ座単独で勝負するのが少し怖かった」という理由も少なからずある。
これまで、学祭公演や小学校公演を除けば、集客は30いけば良い方だったから。

だが、今回のようにHPによる情報発信、他劇団の掲示板への書き込み、フライヤーの配布などに力を入れれば、ある程度の成果が出せることは証明された。
芝居はお客様がいて初めて成立するもの。
学祭公演であろうとなかろうと、下手な遠慮などはせず、今回のように宣伝には力を注ごう。
そして、たくさんの集客を・・・

単独の公演に持ち込めば、準備・撤収時間は十分にとれたし、
金曜に仕込み、土曜にリハに専念、日曜に本番2回、みたいな事も出来たかもしれないのだから。

(まぁ、折角の大学祭で何もやらないというのも、学生サークルの一員としてはさびしい話ではあるので、オペラのようにプレイベントや予告編のような事をして、集客にも繋がりそうな事をするとか、できる範囲で組み入れていけば良いのではないかと・・・)






・・・なんだか、挙げてみると「ああすりゃ良かった、こうすりゃ良かった」の羅列だが、反省文というものは往々にしてそういうものだ。

使い勝手の良い衣装や小道具をどう作ればいいか、
どうすれば段取り良く仕事ができるか、
これらは、数をこなしていく内に分かっていくだろうし、そうしていくしかない。

そして、確実に次の世代に伝えていく。
(ノウハウの伝授ができるのが、長く続けていることの強み。ただ、添谷先輩を呼び出して衣装のノウハウを聞くみたいな事が、いつもできるとは限らないので、ノウハウ伝授を途切れさせない事に越したことはない)

そうすれば、自然と次の15年・・・いや、何年でも繋いでいける。

大学生である現役が4年サイクルで交代していく事を考えると、5年後の2014年(要するに20周年)まで繋がれば、#40で捲いた種はちゃんと花開いたと言えるだろうか。


報告
(学生広報誌「天平雲」第196号より)



スポンサーサイト

テーマ : 演劇・劇団
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

劇団キラキラ座

Author:劇団キラキラ座
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。